タチウオテンヤ改造 針掛かり率アップ! アシストフック位置変更

一般的に市販されているタチウオテンヤには通常、アシストフックを取り付けるリングがヘッドの下部に設けてありますよね。
このヘッド下って言う位置は実に微妙な位置で、大きめのアシストフックを取り付けるとヘッドの鼻先がフックのゲイブを拾っちゃいます。(´ε`;)
テンヤの形状とフックサイズによっては、ヘッドにガッチリとフックが掛かっちゃて外す為に無駄な時間を浪費してしまいます。
これじゃーせっかく針の本数を増やして釣果を伸ばそうとしてるのに邪魔以外の何ものでもないですよねー。(笑)

だからと言ってアシストフックが取り付けられないってのもイザって時に心細いんですよね~。
って事で、今回はアシストフック取り付けリング増設の改造を公開しちゃいます。
まぁ、改造って言ってもそんな大袈裟な事じゃなくアシストフックを取り付けても影響のない場所に新しくリングを増設するだけです。( ̄▽ ̄;)
リングを取り付ける位置はヘッドの直ぐ後ろのフック軸に直接取り付けます。
実はアシストフックの取り付け位置をヘッド下からヘッドの後ろに移動させるのはアシストフックの絡み防止以外にもある目的があります。
その目的とはタチウオのバイトと深い関係があります。
タチウオがテンヤ目掛けてバイトする時、エサの土手っ腹を狙って噛み付いてくる事が多いです。
リーリング中は尻尾をかじられる事も多々ありますがタチウオテンヤをステイさせている時には腹部を狙ってバイトする事が圧倒的に多いです。
個人的な感覚なのですがステイ中のバイトは90パーセント以上の割合でエサの腹部を狙ってタチウオはバイトして来ていると思います。
これは、バイトがあった後のエサの痛み方やキズ付いた場所を見れば一目瞭然です。
アシストフック取り付け位置をヘッド後ろに変更するのはフックアップ率を上げる為ってのが実は一番の狙いだったりします。
下の画像はアシストフック取付位置の比較写真です。


タチウオテンヤを並べて比較しなきゃ、分かりにくかったですね( ̄▽ ̄;)
取り付けているアシストフックはカルティバのタチウオ専用トリプルフックです。

ちなみに下のタチウオテンヤは自作アシストフックで細軸のダブルフック仕様をセットした状態のタチウオテンヤです。

今回のタチウオテンヤ改造は前回のエサずれ防止ガッチリV型キーパー自作編で行ったようにステンレスワイヤーと半田で製作します。
リングの大きさは、使用するアシストフックに合わせて変えていきます。
わたしが使っている自作アシストフックの細軸ダブルフックを接続リング無しで取り付けてますので割と大きめのリングを作って設置してます。

リングを作るステンワイヤーは、念のためエサキーパーよりも若干太しく1.0mmに変更してリングを作ります。
リングを固定するステンワイヤーはエサキーパー時と同じく#30を使ってグルグル巻き固定して、あとはフラックス塗って半田付けすれば完了です。
以上でアシストフック位置の変更Ver.の完成です。

既製品でも比較的、後ろ気味にアシストフック用のアイが設けてある商品が販売されてるみたいです!
楽天のリンクを貼っておきますので気になった方はどうぞです(*≧∪≦)
この辺りに拘ってるメーカーさんは相当、釣り込んでる人が開発に関わってるのでしょうね。
改造が面倒って時や釣行に間に合わない場合は、これがイイですね!
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